モスクワ トランジット
ところが、融通がきかないのもロシアなのであります。
事前に旅行会社からもらっているフライトスケジュールだと、
モスクワ到着17:25、モスクワ発ベオグラード行き18:30。
乗り継ぎ時間は1時間5分あることになっています。
しかし、成田を離陸して間もなくの機内アナウンスでは、
モスクワ到着は17:40と言っておりました。
まあ、15分の差だからと、この時は特に気にとめていなかったのですが・・・
で、実際にモスクワに到着したのが、17:45。
そして、飛行機から降りるまでにも何分か待たされ、
結局トランジットのカウンターに行列する頃には18:00近くになっていました。
流石の私も、この頃には焦りが出てきました。(汗)
だって、なかなか列が進まないんだもの。
おいこら、仕事遅いぞ、ロシア人!!(怒)
(実はここで、乗り継ぎ搭乗券の発券をしているのです)
それに、その傍らで日本語で叫んでいる誰だか知らない日本人男性によると、
(帰りの便で、彼はアエロフローとの乗務員だと知る)
「プラハ、パリへお乗り継ぎのお客様は、○番カウンターへお並びください。
その他の都市へお乗り継ぎのお客様は、それ以外のカウンターへお並びください」
ってことなんだけど、ベオグラード行きについては何も言ってくれないのよね。
ベオの乗り継ぎ時間の方が早いはずなのに・・・。
私がチラチラ時計を気にしていると、私のすぐ前に並んでいた外人さんが
「急イデイルナラ、私ノ方ガタブン時間ガタクサンアルカラ先ニドウゾ」
と、片言の日本語で言ってくださいました。
お~、なんと親切で気の利いたお方、ありがとう!
ということで、更にその前に並んでいた日本人2組にも順番を譲って頂き(自分から)、
やっとのことカウンターへ辿り着きました。
するといきなり、無表情なお姉様に
「あなたはこの便を逃しました。
次のフライトは、明日の朝の9:25になりますので、
トランジットホテルに泊まってください。」
と、事務的に言われたのです。 Oh my god!(゜o゜)
えっ、どういうこと?!
高い金払ってトランジットホテルに泊まりたくないから、
1万円upした金額のチケットにしたっていうのに・・・。
(「行き先変更」を参照のこと)
少々パニクリながらも冷静によく考え、チケットを指差し
「まだ、このフライトまでには30分時間があるんですけど・・・」と言ってみました。
モスクワのシェレメチェボ空港って狭いから、乗り継ぎに時間はかからないはず。
すると、「このフライトの受付は既に終了しました」ですって・・・。
ガガ~~ン!
しかし、ここで引き下がってはいけないと、なんとか頼み込むと
席を立ち他のカウンターへ行き、電話で確認を取ってくれています。
ホッ、よかった~。
あっさり突っぱねられるかと不安だったけど、
一応そういうことしてくれる柔軟さは持ち合わせているわけね。
ホントは内心、かなり焦りながらも
「何よ、最初からそうすればいいじゃない!
私のせいで遅れたわけじゃないんだから。」
私に順番を譲ってくれた後ろの日本人老夫婦の方々も、何事かと心配してくれています。
事情を説明すると、やはり、「まだ30分あるのにね~」と・・・。
それで、念の為、連絡とってくれてるお姉様の方に向って
「私の荷物はこれだけです!」と叫んでみる。
そして、戻ってきたお姉様の言葉は・・・
「たぶん貴方は間に合いますので、そこで待っていてください」
当然だろ! と思いつつも、「たぶん」という言葉が気になり、
待っている間は実はまだ冷や汗もの。
なにしろ、ここはモスクワですから。
数分後に搭乗便の係りの人が迎えに来てくれて、ようやく「えがったよ~!」とホッと一安心。
それから急いで向った先は・・・
トランジットカウンターのある場所から1分と離れていない、すぐ側のゲートだったのです。
そらみろ、そんなことなんだから~。
結局、飛行機に乗り込んだのは余裕のよっちゃん。
まだ、出発時刻の15分も20分も前のことで、他の乗客より早いくらいでした。
普通、他の航空会社だったら、乗り継ぎに遅れそうな乗客がいたら、
なんとか間に合うように努力してくれるものなんだけど、
受付時間が終わったからと、先に確認もせずにあっさり断るなんて流石アエロ様々だわ。
(たぶん、日本からの乗り継ぎでベオ行きの乗客は私一人だけ)
私がもっと気の弱い、か弱い女だったら、
きっと言われるままにモスクワ1泊してたところだったのね。
それにしても、結果的にはやはり、荷物は全部手荷物にして正解だったと思います。
数年前にも飛行機が遅れて、自分の乗り継ぎはなんとかスレスレ間に合ったけど、
荷物だけ積み残されたことがありましたから・・・。
あの時の航空会社はルフト・ハンザで、重量をほんの少しオーバーした為に
荷物を預けなければならなかった時でした。
ま、あの時は、私だけではなくて、他にもたくさん荷物が出てこなかった人達がいたから
紛失ではないという安心感はありましたけど・・・。
てことで、私が荷物を預けたくない理由
1、目的地に着いてから、荷物が出てくるまでの待ち時間がもったいない
2、荷物紛失の恐れ(紛失とまではいかなくても、積み忘れ、行き先の間違い)
3、荷物を抜き取られる恐れ
*********
<追記>
モスクワ~ベオグラード間のフライトについて
安い料金の席は満席なので、席を確保する為に1万円の追加料金を払ったわけですが・・・。
実際には機内はガラガラ、3分の1程度しかシートは埋まっていませんでした。
いったいどういうことよ?!
便はアエロとセルビア・モンテネグロの航空会社JATとの共同運航。
つまり、JATだったわけです。
まあ、アエロよりも広い機内、アエロよりも良いサービス、アエロよりも愛想のよい客室乗務員、
ということで、サービス料だと思って納得するしかないのかな?
事前に旅行会社からもらっているフライトスケジュールだと、
モスクワ到着17:25、モスクワ発ベオグラード行き18:30。
乗り継ぎ時間は1時間5分あることになっています。
しかし、成田を離陸して間もなくの機内アナウンスでは、
モスクワ到着は17:40と言っておりました。
まあ、15分の差だからと、この時は特に気にとめていなかったのですが・・・
で、実際にモスクワに到着したのが、17:45。
そして、飛行機から降りるまでにも何分か待たされ、
結局トランジットのカウンターに行列する頃には18:00近くになっていました。
流石の私も、この頃には焦りが出てきました。(汗)
だって、なかなか列が進まないんだもの。
おいこら、仕事遅いぞ、ロシア人!!(怒)
(実はここで、乗り継ぎ搭乗券の発券をしているのです)
それに、その傍らで日本語で叫んでいる誰だか知らない日本人男性によると、
(帰りの便で、彼はアエロフローとの乗務員だと知る)
「プラハ、パリへお乗り継ぎのお客様は、○番カウンターへお並びください。
その他の都市へお乗り継ぎのお客様は、それ以外のカウンターへお並びください」
ってことなんだけど、ベオグラード行きについては何も言ってくれないのよね。
ベオの乗り継ぎ時間の方が早いはずなのに・・・。
私がチラチラ時計を気にしていると、私のすぐ前に並んでいた外人さんが
「急イデイルナラ、私ノ方ガタブン時間ガタクサンアルカラ先ニドウゾ」
と、片言の日本語で言ってくださいました。
お~、なんと親切で気の利いたお方、ありがとう!
ということで、更にその前に並んでいた日本人2組にも順番を譲って頂き(自分から)、
やっとのことカウンターへ辿り着きました。
するといきなり、無表情なお姉様に
「あなたはこの便を逃しました。
次のフライトは、明日の朝の9:25になりますので、
トランジットホテルに泊まってください。」
と、事務的に言われたのです。 Oh my god!(゜o゜)
えっ、どういうこと?!
高い金払ってトランジットホテルに泊まりたくないから、
1万円upした金額のチケットにしたっていうのに・・・。
(「行き先変更」を参照のこと)
少々パニクリながらも冷静によく考え、チケットを指差し
「まだ、このフライトまでには30分時間があるんですけど・・・」と言ってみました。
モスクワのシェレメチェボ空港って狭いから、乗り継ぎに時間はかからないはず。
すると、「このフライトの受付は既に終了しました」ですって・・・。
ガガ~~ン!
しかし、ここで引き下がってはいけないと、なんとか頼み込むと
席を立ち他のカウンターへ行き、電話で確認を取ってくれています。
ホッ、よかった~。
あっさり突っぱねられるかと不安だったけど、
一応そういうことしてくれる柔軟さは持ち合わせているわけね。
ホントは内心、かなり焦りながらも
「何よ、最初からそうすればいいじゃない!
私のせいで遅れたわけじゃないんだから。」
私に順番を譲ってくれた後ろの日本人老夫婦の方々も、何事かと心配してくれています。
事情を説明すると、やはり、「まだ30分あるのにね~」と・・・。
それで、念の為、連絡とってくれてるお姉様の方に向って
「私の荷物はこれだけです!」と叫んでみる。
そして、戻ってきたお姉様の言葉は・・・
「たぶん貴方は間に合いますので、そこで待っていてください」
当然だろ! と思いつつも、「たぶん」という言葉が気になり、
待っている間は実はまだ冷や汗もの。
なにしろ、ここはモスクワですから。
数分後に搭乗便の係りの人が迎えに来てくれて、ようやく「えがったよ~!」とホッと一安心。
それから急いで向った先は・・・
トランジットカウンターのある場所から1分と離れていない、すぐ側のゲートだったのです。
そらみろ、そんなことなんだから~。
結局、飛行機に乗り込んだのは余裕のよっちゃん。
まだ、出発時刻の15分も20分も前のことで、他の乗客より早いくらいでした。
普通、他の航空会社だったら、乗り継ぎに遅れそうな乗客がいたら、
なんとか間に合うように努力してくれるものなんだけど、
受付時間が終わったからと、先に確認もせずにあっさり断るなんて流石アエロ様々だわ。
(たぶん、日本からの乗り継ぎでベオ行きの乗客は私一人だけ)
私がもっと気の弱い、か弱い女だったら、
きっと言われるままにモスクワ1泊してたところだったのね。
それにしても、結果的にはやはり、荷物は全部手荷物にして正解だったと思います。
数年前にも飛行機が遅れて、自分の乗り継ぎはなんとかスレスレ間に合ったけど、
荷物だけ積み残されたことがありましたから・・・。
あの時の航空会社はルフト・ハンザで、重量をほんの少しオーバーした為に
荷物を預けなければならなかった時でした。
ま、あの時は、私だけではなくて、他にもたくさん荷物が出てこなかった人達がいたから
紛失ではないという安心感はありましたけど・・・。
てことで、私が荷物を預けたくない理由
1、目的地に着いてから、荷物が出てくるまでの待ち時間がもったいない
2、荷物紛失の恐れ(紛失とまではいかなくても、積み忘れ、行き先の間違い)
3、荷物を抜き取られる恐れ
*********
<追記>
モスクワ~ベオグラード間のフライトについて
安い料金の席は満席なので、席を確保する為に1万円の追加料金を払ったわけですが・・・。
実際には機内はガラガラ、3分の1程度しかシートは埋まっていませんでした。
いったいどういうことよ?!
便はアエロとセルビア・モンテネグロの航空会社JATとの共同運航。
つまり、JATだったわけです。
まあ、アエロよりも広い機内、アエロよりも良いサービス、アエロよりも愛想のよい客室乗務員、
ということで、サービス料だと思って納得するしかないのかな?
by joko_tak
| 2006-05-12 23:47
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